ガンプラのエッジ出しに初挑戦してみましたが・・・

ガンプラをバキバキに尖らせてビシッと引き締めるエッジ出し

全然やったことなかったんですが、アンテナのシャープ化をするようになってからは、やっぱりガンプラは尖ってるほどかっこいい!とエッジ出しにも興味を持ち始めてきました。

ということで

じんべえ

エッジ出しなんて、角が尖るまでひたすら面を削ればいいんだろ?簡単だぜ!

と調子に乗ってヤスリ片手にエッジ出しに初挑戦したんですが

なんか思ってたより難しい!!!

ヤスリで表面を磨くだけでエッジ出しできるパーツって全然なくて、やればやるほど

じんべえ

ガンプラのエッジ出しってパテ盛り必須なのでは?

という悲しい現実も見えてきて、全然エッジ出しできませんでした(もちろんキットによってくるとは思いますが)。

まともにエッジ出しできたのはこの1か所だけという結末に・・・。

ということで今回は、初めてのエッジ出しに挑戦した失敗談を紹介していきます!

エッジ出ししてみてわかったこと
  • ヤスリは力をかけずに慎重に!
  • モールドがあるパーツは削って大丈夫かよく確認する!
  • エッジ出しにはパテ盛り必須!?

パテ盛りしてのエッジ出しにも挑戦してみました!

目次

そもそもエッジ出しとは?

その名の通り角を出してバリバリにかっこよくしようぜ!という作業です。

ガンプラは、安全のためにパーツの角を落とされていて(面取りといったりもします)、あえて尖らないようになっています。

じんべえ

いわゆるバンダイエッジと呼ばれてるやつです。

で、表面をひたすらヤスリで削ったりパテで盛って削ったりしてこのバンダイエッジをなくして角を尖らせる作業をエッジ出しといいます。

エッジをしっかり尖らせることで、もっさり感がなくなってよりリアルに、シャープな仕上がりになります。

スジボリなんかのディテールアップや塗装と違ってなかなか違いが分かりにくいですが、やるかやらないかでやっぱり印象はガラッと変わってきます。

で、自分は全然パテというものを使ったことがなかったので、気軽に挑戦できそうなひたすらヤスリがけでエッジ出しをしようと思ったんですが、その思いは残酷な現実に打ちのめされてしまいました・・・。

エッジ出しに使う道具

今回使った道具はこちら、ヤスリと愉快な仲間たちです。

紙ヤスリ

我が家にタミヤの紙ヤスリセットが眠ってたので、こちらを使用しました。

こちらは、400、600、1000番がセットになっているんですが、その中から400番と600番を次に紹介する当て木に貼り付けて使いました。

当て木

紙ヤスリを両面テープで貼って使用します。

エッジ出しで大事なことは、とにかく真っ直ぐ水平にヤスリを当てること(らしい)。

紙ヤスリそのままだったり、柔らかいスティックやすりだと、平面を削っているつもりがいつの間にか肝心なエッジを削ってしまうことがあるそうな。

ということで、紙ヤスリを当て木でもなんでもいいので固いものに貼り付けてしっかりと水平に削っていきます。

ハードタイプのスティックヤスリ

我が家に800番のヤスリがなくどうしようかと思っていたところ、奇跡的に800番のスティックやすりがあったので、仕上げにはこちらを使用しました。

ソフトタイプとハードタイプとあるスティックヤスリですが、ハードタイプならエッジを削らずにしっかり水平にヤスリ掛けできました。

エッジ出しにスティックヤスリを使う場合はソフトタイプを使わないように気を付けましょう!

実際にやってみた

今回はこちら、ジャスティスだから負けたんだ!でお馴染みのイモータルジャスティス君のパーツをエッジ出ししました。

エッジ出し成功例

ただ一つまともにできたかな、というのがこちら、腰アーマーのパーツです。

黄色で塗った部分の角が落ちているので、上の面を削ってエッジを出しました。

エッジ出しをするときは、一面だけボリュームが小さくなってしまわないように両面からヤスリがけするべきだと思うんですが、このパーツについてはヤスリを当てるのが難しそうだったので、ひたすらに上の面だけを削りました。

で、削った後がこちら!

じんべえ

おー!
しっかりエッジが立ってシャープになった感じがします!

エッジ出し前と並べて比較すると、これは確かに地味なようでしっかり効果が表れますね!

当て木に貼り付けた紙ヤスリで400→600→800番と順に削っていきました。

やすりがけにおいては散々耳にすることですが、やっぱり力をかけずに慎重に水平にヤスリを動かすことがポイントですね!

地道な作業なので早く終わらせたくてついついヤスリを強く当てたくなりますが、それをやるとヤスリが斜めになって綺麗に平面が出せません。

じんべえ

心をひたすらに落ち着かせて無心で削りましょう!

失敗例~モールドがあって削れない~

続いてこちらの肩アーマーのエッジ出しに挑戦。

いい感じにできたかなーと一度組み立ててみたんですが・・・

なんと言うことでしょう、中央のラインがずれているではありませんか!

じんべえ

片っぽの面だけを削ったので当然っちゃ当然なんですが・・・泣

かといって下側の面を削るとモールドも消えてダサくなりそうなので削るわけにもいかず。

ちょっと考えたらわかりそうなことなんですが、後先考えずとりあえず削ってしまった結果見事に失敗しました!

じんべえ

確認、大事です。

パテ盛りしてエッジ出しすれば、もとのガンプラのパーツ自体はほとんど削らずに済むのでこんな失敗もないんでしょうねえ。

ということで、残りの肩パーツには手をつけず、今回削ってしまったパーツはあまり見えないよう背面に使うことにします・・・笑

エッジ出しはパテ盛り必須!?

肩アーマーの失敗から、「実はパテ盛りの方が楽にエッジ出しできるのでは?」と思いつつも、ヤスリがけだけでエッジ出しできそうなところは他にないかな~とガンプラと睨めっこしてたんですが、ここで気づいてしまいます。

じんべえ

そんな単純なパーツ、全然なくね!?

最近のキットゆえなのか、どのガンプラでもそうなのかわからないですが、ヤスリがけだけでエッジ出しできそうな単純なパーツというのが全然ありません!

例えばこれとか

これとか

こんなんとか

どれもモールドを潰してしまいそうなものや、ボリュームが小さくなるぐらい削らないとエッジ出しできないパーツばかりです。

じんべえ

これはつまり、みんなパテ盛りしてエッジ出ししてるってことでございますか!?

それとも、ヤスリがけ下手くそな僕がびびり散らかしてるだけで、上級者のみなさんはこんな難しそうなパーツでもごりごり削ってエッジ出ししてるんでしょうか?

いずれにせよ、自分にはとてもヤスリがけだけで仕上げられる気がしないので、今度パテ盛りの方に挑戦してみようかと思います。

まとめ

はい、ということで初めてのエッジ出しは1つのパーツしかまともに完成しない悲惨な結果となってしまいました。

今回学んだ教訓としてはこの3つですね。

エッジ出ししてみてわかったこと
  • ヤスリは力をかけずに慎重に!
  • モールドがあるパーツは削って大丈夫かよく確認する!
  • エッジ出しにはパテ盛り必須!?

もちろんキットにもよるかと思いますが、表面処理だけでエッジ出しできる単純なパーツって意外と少ないんですねえ。
イモジャ君は腰アーマーのパーツのみでした笑

自分でも意外なんですが、エッジ出しのモチベーションが高いのでまたパテを買ってリベンジしてみたいと思います!

それではみなさん、楽しいガンプラライフをお送りください!
さようなら~

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この記事を書いた人

じんべえのアバター じんべえ 超妥協モデラー

「羽は正義!」な平成ガンダム世代です。「めんどくさいことはやらない妥協モリモリ製作!」をモットーに、エアブラシ塗装メインでゆる~くガンプラ作ってます。めんどくさがりだけどグラデーション塗装はなぜか頑張れる。作ったガンプラから、使っているツール類やら僕がやってる程度のものですが製作テクニックなんかも紹介していきます。

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