つや消しはいつ?ガンプラの仕上げの順番を紹介します!

みなさんこんにちは。
フレームは光沢、外部装甲はつや消しで分けてるじんべえです。

素組からレベルアップして、スミ入れつや消しデカール貼りに挑戦しようと思っているそこのあなた!
こんな疑問が出てきているのではないでしょうか?

つや消しっていつやればいいの?スミ入れとかデカールの後?前?

今回はそんなあなたのお悩みを解決するべく、ガンプラの仕上げの順番について、解説していきます!

最初に結論を言っておくと

つや消しは一番最後!!!!

が一般論ででございます。

目次

順番

最初に、一般的に言われている順番はこちらでございます。

スミ入れデカール貼りつや消し(トップコート)

塗装の都合だったり、組み立ての都合だったりで前後することもあるかもしれませんが、この順番がやりやすくて綺麗に仕上げられるベストな順番です!

スミ入れから順に解説していきます。

スミ入れが一番最初!

スミ入れを一番最初にやる理由は2つあります。

  • デカールが汚れたり剝がれたりするのを防ぐ
  • つや消し後にスミ入れすると滲んでしまう

①デカールが汚れたり剥がれたりするのを防ぐ

デカール貼り付け後のスミ入れもできますが、かなり神経質にやる必要があります。

モールド付近のデカールに塗料がついてしまったり、溶剤ではみ出したところを綿棒で拭いてるうちにデカールまで剥がしてしまったり

特にこだわる理由がなければ、デカールの前にスミ入れするのがベストです!

②つや消し後にスミ入れすると滲んでしまう

つや消し後にスミ入れをするとこんな感じで滲んでしまうんですねえ。
綺麗にくっきりはっきりスミ入れしたい場合、こんなに滲んでしまうとかなりショックですよね・・・

というのも、つや消しというのはパーツ表面をザラザラさせているんです!
このざらざらで光が乱反射して、ぼやけてつやが消えて見えるそうです。

つや消し後にスミ入れをするとこのザラザラに塗料が流れ込んでいって滲んでしまいます。
この滲みは溶剤で拭き取ろうとしても、染み込んでいるのでなかなか修正できないんです・・・

滲みを防ぐためにも、綺麗にスミ入れするためには必ずつや消し前にスミ入れをやっておく必要があります!

スミ入れの流れを良くするために、ひと手間増えますが光沢のトップコートをスミ入れ前に塗っておく、という手法もあるみたいですよ!

デカールもつや消しの前!

スミ入れがつや消し前ってのはわかったけど、じゃあデカールは?」ということで、デカールもつや消し前に貼り付けます!

理由はこれまた2つ

  • ザラザラした表面にはデカールが貼りつきにくい
  • トップコートにはデカール保護の役割もある

①ザラザラした表面にはデカールが貼りつきにくい

つや消し後のザラザラしたパーツ表面だと、接触する面が少なくなってデカールが上手く貼りつきません。

というわけで、綺麗に貼り付けるためにも、デカールはつや消し前に貼り付けます。

②トップコートにはデカール保護の役割もある

もう一つの理由はデカールの保護です!

トップコートはツヤを整えるだけでなく、パーツ表面やデカールを保護してくれる役割もあります。

なので、つや消しに限らずですが、トップコートはデカール保護も兼ねて、一番最後に仕上げとして吹きかけます。

つや消し後でもスミ入れができる!?スーパースムースクリア

塗料が滲んでしまうからスミ入れはつや消しの前!」と紹介しました。
したんですが、なんと!

つや消しの後にも綺麗にスミ入れができる魔法のようなつや消しトップコート材があります!

それがこちら、クレオスのスーパースムースクリアーです!

このスーパースムースクリアーは、つや消しなのに表面がしっとり滑らかに仕上がるんです!

難しいことはよくわかりませんが、フッ素配合微細な粒子によって滑らかに仕上がるようです。

スーパースムースクリアー つや消し は“つや消しクリアーの塗膜を滑らかに!”をコンセプトに開発されたつや消しクリアー塗料です。“フッ素”を配合することにより従来のつや消し塗料と比べて滑らかな塗膜を形成することが可能となりました。また、従来品(C182, B514)と比較すると、つや消し添加剤の粒が小さく、隙間なく被塗面をコートするため、しっとりとした塗膜を得ることができ、白ボケ感も軽減されています。

https://www.mr-hobby.com/ja/product2/category_11/3129.html

なんと、このスーパースムースクリアーを吹いた後なら、その滑らかに仕上がる表面のおかげで滲まずにスミ入れすることができちゃいます!

こちらスーパースムースクリアの後にスミイレしたんですが、滲むことなく綺麗にスミ入れできています!

デカール保護のためにも、最後にトップコートを吹くのに越したことはないですが、塗装とかの関係で順番を変えたい時に超便利です

つるつるになるといっても、それは他の塗料同様適切に吹き付けられたときに限ります。
濃度が濃い状態で塗ったりして、表面がざらついた状態でスミ入れしてしまった場合は、通常のつや消し同様滲んでしまうのでご注意ください!

まとめ

以上、つや消しの順番紹介でした!
もう一回まとめると

つや消しは一番最後!!!!

でございます!
とはいうものの、これはあくまで一般論です。

名人カワグチも言っていましたがガンプラは自由です!

  • つや消し後のスミ入れの滲みっぷりがたまんねえぜええ!!」って方も!
  • スミ入れはやっぱり綺麗にやりたい!」という方も!

自分に合った順番でスミ入れして、あなたのガンプラをかっこよく仕上げてください!

それでは、楽しいガンプラライフをお送りください!
さようなら〜

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この記事を書いた人

じんべえのアバター じんべえ 超妥協モデラー

「羽は正義!」な平成ガンダム世代です。「めんどくさいことはやらない妥協モリモリ製作!」をモットーに、エアブラシ塗装メインでゆる~くガンプラ作ってます。めんどくさがりだけどグラデーション塗装はなぜか頑張れる。作ったガンプラから、使っているツール類やら僕がやってる程度のものですが製作テクニックなんかも紹介していきます。

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