初心者でもできる!プラ板を使ったガンプラのシャープ化のやり方!

じんべえ

みなさんこんにちは。
一度シャープ化をやり始めてからガンプラの丸みが気になりだしてきたじんべえです。

今回は、ガンプラのシャープ化について、こんなお悩みを解決します!

  • プラ板を使ったシャープ化のやり方を知りたい!
  • ガンプラ改造したことない初心者でもできる
  • ヤスリがけだけでシャープ化するのとは何が違うの?

ガンプラの中でも特に、対象年齢の低いHGやEGなどを作っていて気になるのが

じんべえ

パーツ先端の丸み!

HGやEGなど対象年齢が低めに設定されているガンプラは、小さな子供ちゃんが作ることも想定してケガしないようパーツの先が丸まった形状になっています。

ですが、先端が丸いというのはどうしてももっさく見えてしまうもの。

そんなパーツ先端を尖らせて、かっちょよくすることをシャープ化といって、今回はプラ板を使ってシャープ化する方法をご紹介します!

じんべえ

ちょっとした違いですが、シャープ化することで先端がとがってかっちょよくなります!

普段ガンプラの改造とかをしない初心者さんはプラ板と聞くだけで敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、この記事を書いてる僕自身も普段全然プラ板を使うことが無い改造初心者です。

そんな僕でもできてしまうぐらい、プラ板を使ったシャープ化は簡単な加工で済みますので、プラ板を今まで使ったことが無い初心者さんでもぜひ挑戦してみてください!

加工自体はそこまで難しくないですが、ほとんどの場合で塗装が必要になってきますので、そこはご注意ください

目次

プラ板を使ったシャープ化のやり方は3工程

では早速、実際にシャープ化をやっていきましょう!
作業としてはこの3つです!

  • パーツの下準備
  • プラ板でパーツを延長する
  • 削り出し

パーツの下準備

まずは、プラ板を綺麗に貼り付きやすくするためにパーツの先端を仕上げます

パーツそのままだと、接着面積が小さくてプラ板を貼り付けられないのでカットして

プラ板とパーツが密着するようある程度平らに慣らすために切断面をヤスリで削って整えます。

使うヤスリは普通のプラモ用の紙ヤスリでOK。
僕は普段タミヤの紙ヤスリを使っています。

じんべえ

ちょっとぐらいヤスリの傷が残っていてもどうせ見えなくなるところですので、そこまで神経質にならず400番ぐらいまでで全然OKです。

ヤスリは、当て木付きのものを使うと均等に削れるのでオススメです!

当て木 is 何?

紙ヤスリだけで直接削ると、指で力をかけているところしか削れず、平坦な面にヤスるのがとっても難しいものです。

そんな紙ヤスリを貼り付けて使用する固いブロックのことを当て木といって、当て木を使うことで均等な力で平らにパーツを削ることができます。

当て「木」という名前ですが、プラスチックだったり金属だったり素材は様々です。

プラ板でパーツを延長する

続いては今回の主役、プラ板を使ったパーツの延長です。

使用するプラ板は、こちらもタミヤのものを選んでおけばまず間違いありません。

まずはプラ板をちょうどいい大きさにカットします。

余分な部分を削って形を作っていくので、プラ板はパーツよりも少し大きめにカットします。

じんべえ

はさみである程度の大きさにカットして、ニッパーかデザインナイフで細かくカットするとやりやすいです。

カットできたら、パーツの下準備と同じくヤスリで平らに慣らします。(こちらも同じく400番ぐらいまででOK)

ヤスリがけができたら、先ほど下準備したパーツに接着します。

接着剤は普通のプラモデル用の接着剤でOKです。

接着剤をたっぷりぬって、むにゅっとでてくるように密着させます。

合わせ目消しをやったことがある方ならご存知かと思いますが、このむにゅっと出た接着剤がパーツとプラ板の接合部分を溶かして、継ぎ目を消して綺麗に一体化してくれます。

接着できたら、完全に乾燥できるまで2、3日ほど待ちましょう。

削り出し

パーツの延長ができたら、いよいよ削り出しに入ります。

ヤスリで一から削り出ししていくのは大変なので、まずは余分な箇所をニッパーを使ってある程度カットします。

カットするときに力がかかりすぎてせっかく接着したプラ板がポロっと取れてしまわないように慎重にカットしましょう!

切れ味が良くパーツに負荷がかからない薄刃ニッパーでカットすると失敗しにくいです!

お値段ははりますがゲート処理でも大活躍してくれますので、お金に余裕のある方はこの機会にぜひ買ってみてください!

あとは、金ヤスリ → 400~800番のヤスリと順番に磨いていけば完了です!

少しの違いですが、角がしっかり尖ってツンツンになることで、シャープさが増してかっこよくなりました!

シャープ化のやり方の比較

最後に、ヤスリだけでシャープ化するパターンと今回ご紹介したプラ板を使ったシャープ化の2つを比較したいと思います。

ヤスリがけだけでシャープ化するか、プラ板を使うか迷ってる方は参考にしてみてください!

シャープ化のやり方ヤスリがけだけプラ板を使ったシャープ化
お手軽さ工程は多め
シャープ化の仕上がりボリューム感は小さくなる
塗装の必要性不要ほぼ必須

ヤスリがけでシャープ化

ヤスリがけでシャープ化する一番のメリットはそのお手軽さです。

接着剤の乾燥待ちなどもないため、サクッと作業をすることができます。

一方で、パーツを削って仕上げる以上、仕上がりとしてはもとのパーツよりボリュームダウンした形になってしまいます。

また、先端だけを尖らせると不自然になるので、根元から角度をつけて自然な形状になるようヤスリがけする必要があります。

プラ板を使ったシャープ化

パーツを延長して削っていく形になるので、もとのパーツのボリューム感を損なわず尖らせることができます。

一方で、当然ですがヤスリがけだけでシャープ化するよりも工程は多くなってしまいます。

加えて、ほとんどの場合はパーツとプラ板の色が違うので塗装が必須になります。

今回は、白いパーツに白いプラ板とたまたま同じ色同士だったのでなじんでいますが、大抵の場合は塗装が必要になるのでそこは注意が必要です。

シャープ化に挑戦してみたいけど塗装したことないよ!っていう方は、まずは筆塗りから始めてみるのがオススメです!

まとめ

以上、プラ板を使ったガンプラのシャープ化のやり方でした!

ちょっとした差ですが、やっぱり丸まってるよりも尖ってる方がガンプラはかっこいいですね!

じんべえ

ちなみに、今回シャープ化したマイフリを塗装してみたのがこちら。

シャープ化してるとしてないとじゃパキっと感が違いますね!

改造初心者でも挑戦できるぐらい難易度は低いので、みなさんもぜひお手元のガンプラをシャープ化してワンランクかっちょよくしてみてください!

それでは、楽しいガンプラライフをお送りください!
さようなら~

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この記事を書いた人

じんべえのアバター じんべえ 超妥協モデラー

「羽は正義!」な平成ガンダム世代です。「めんどくさいことはやらない妥協モリモリ製作!」をモットーに、エアブラシ塗装メインでゆる~くガンプラ作ってます。めんどくさがりだけどグラデーション塗装はなぜか頑張れる。作ったガンプラから、使っているツール類やら僕がやってる程度のものですが製作テクニックなんかも紹介していきます。

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