ガンプラといえば二度切り!やり方から必要性まで解説します!

じんべえ

みなさんこんにちは。
中学生時代まで爪切りビルダーだったじんべえです。

今回は、ガンプラ初心者さんに向けて、二度切りに関するこんな疑問を解決していきます!

  • 二度切りってよく聞くけど何のためにやるの?
  • 具体的にどうやってやったらいいの?

ガンプラを作るうえで一度は聞いたことがあるであろう二度切り、ガンプラのゲート跡を綺麗に処理するための基本でございます。

ゲート跡 is 何?

ガンプラのパーツは、こんな感じで「ランナー」と呼ばれる枠に一杯ついていて(製作途中のやつなので一部パーツ切り取ってます)

で、ランナーとパーツをつないでいるのが「ゲート」というやつで

パーツをランナーからカットして外した時に残るのが「ゲート跡」というやつです。

ゲート跡の処理がイマイチで目立ってしまうと、いかにもプラモデルです感が出てしまってガンプラの完成度がガクッと下がってしまいます

このゲート跡というのをいかに綺麗に目立たなく処理できるか、というのがガンプラ作りにおいて非常に大事になってきます。

じんべえ

二度切りは、そんなゲート処理をするうえで活躍するテクニックというわけでございます。

二度切りのメリット!
  • パーツ表面にニッパーを当てやすくなる
  • 白化を防止できる

手間は増えますが、難しいことは何もないので、ぜひ二度切りについて理解して皆さんのガンプラをより綺麗にかっこよく作ってあげてみてください!

目次

二度切りとは?

まず簡単に、二度切りとはその名の通り

じんべえ

ゲートを二度に分けて切ることです。

具体的なやり方はこのあと説明するとして、わざわざ1回じゃなくて2回に分けて切ることでどんないいことがあるかというと

二度切りのメリット!
  • パーツ表面にニッパーを当てやすくなる
  • 白化を防止できる

と2つのメリットがあって、どちらも綺麗にゲート処理するためのメリットになってきます。

こちら、それぞれランナーからそのままカットしたパーツ二度切りしたパーツになりますが、ゲート跡の綺麗さは一目瞭然ですね!

パーツ表面にニッパーを当てやすくなる

パーツがランナーについている状態だと、他のパーツやランナーが邪魔で、なかなかパーツ表面にニッパーを当てづらいです。

その結果、パーツ表面にニッパーを当ててカットしたつもりでも、ちょっとずれていたり角度が斜めになっていたりで、切り残しが残ってしまうことがよくあります

二度切りでしっかり水平にニッパーを当ててカットすることで、やすりがけなしでもかなり綺麗にゲート処理することができます!

じんべえ

しっかりパーツ表面にニッパーを水平に当てやすくするのが二度切りのメリットの一つです!

もちろん、ゲートの場所によっては(特にパーツの角じゃなくて内側とかにあるやつ)二度切りしても段差が残っちゃうこともありますけどね。

この辺をさらに綺麗にしようと思ったら、デザインナイフでカットしたりヤスリがけをしたりして綺麗にしていく形になります。

じんべえ

僕はめんどくさいのでやすりがけはしてないですが・・・

白化を防止する

二度切りのもう一つのメリットが白化の防止です!

白化 is 何?

例えば、プラスチックを折ろうとすると力がかかった部分が徐々に白くなっていきますよね。

ゲート跡をカットするときも同じで、カットするときに大きな力がかかってしまうとゲート跡が白くなってしまいます

これを白化といって、表面だけでなくパーツの内部まで力がかかって白化してしまっている場合はやすりがけをしても綺麗にすることが難しいです(´・ω・`)

塗装する場合は白化はあまり気にする必要ないのですが、素組で仕上げる場合には白化を防ぐのが綺麗なガンプラを作るうえでのポイントになります!

パーツをランナーからそのまま一度でカットしようとすると、カットする際に大きな力がかかって白化してしまいやすいので、二度切りでパーツに無理な力をかけずにカットすることで、白化を防ぐことができます!

じんべえ

切れ味の良いニッパーを使うほど、パーツにかかる負荷が小さくなって白化を防止しやすくなります!

「二度切りすれば絶対に白化がなくなる」、ということではなくあくまで防止できるというだけで、刃の切れ味やカットのしかたが悪いと白化してしまうことがあるので油断は禁物です!

二度切りのやり方

では、実際に二度切りをやってみましょう!
二度切りのやり方は超簡単なのでご安心を!

まずは、ある程度ゲートを残した状態でパーツをカットしてランナーから取り外して

で、二度目のカットで、パーツ表面にニッパーを当てて残りのゲート跡をカットします

これにて、二度切り完了です!

ニッパーについて!

二度切りに使うニッパーは、白化を防ぐためにも力をかけずスパッと切れる切れ味の良い薄刃ニッパーがおすすめです。
僕が使っているのはこちら、ゴッドハンドのアルティメットニッパー

本当は、切れ味を保つためにランナーからカットするとき二度切りとで使うニッパーは変えたほうがいいんですが、なにぶんめんどくさがりなもので、罪悪感を抱きつつ両方アルティメットニッパーでカットしちゃってます。

じんべえ

良い子のみんなはマネしないでね!

アルティメットニッパーお高いよう・・・(´・ω・`)という方にはこちらのタミヤの薄刃ニッパーもおすすめです!

二度切りってやらなきゃだめ?

ガンプラビルダーの多くがやっているであろう二度切りですが、もちろん「みんながやってるから必ずやらないといけない!」ということはありません!

僕自身超めんどくさがりなので、全部が全部を二度切りしているわけではなく内部フレームとかの表に出ないようなゲート跡は一度切りで済ましています

ここは表に出るのか?それとも隠れるのか?と説明書と睨めっこしながら考えすぎても、その時間で二度切りできちゃうので直感であきらかにこいつは隠れるだろ!というものだけに絞ってますけどね。

あとは、もちろん白化が気にならないなら二度切りしなくていいです!

塗装して仕上げる場合はもちろん、素組の場合でも少々の白化は気にならないぜ!という方は二度切りせずに一度切りでカットしちゃっても全然OKです!

じんべえ

ちなみに僕の場合は、「塗装するから白化は気にしないけど、やすりがけするのがめんどくさいからニッパーだけでゲート処理を手軽に終わらせたい」ので二度切りしています

まとめ

以上、ガンプラの二度切りについてでした!

二度切りのメリット!
  • パーツ表面にニッパーを当てやすくなる
  • 白化を防止できる

ゲート処理を綺麗にするための基本こそが今回ご紹介した二度切りです!

ぜひみなさんも、次に作るガンプラで二度切りに挑戦して、より綺麗なかっこいいガンプラを作ってみてください!

それでは、楽しいガンプラライフをお送りください!
さようなら~

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この記事を書いた人

じんべえのアバター じんべえ 超妥協モデラー

「羽は正義!」な平成ガンダム世代です。「めんどくさいことはやらない妥協モリモリ製作!」をモットーに、エアブラシ塗装メインでゆる~くガンプラ作ってます。めんどくさがりだけどグラデーション塗装はなぜか頑張れる。作ったガンプラから、使っているツール類やら僕がやってる程度のものですが製作テクニックなんかも紹介していきます。

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