塗装したガンプラのスミ入れはエナメル塗料で!やり方解説

じんべえ

みなさんこんにちは。
めんどくさがりなのでスミ入れは基本黒一色のじんべえです。

今回は、全塗装したガンプラのスミ入れによく使う、エナメル塗料を使ったスミ入れのやり方を紹介していきます。

基本的なやり方はガンダムマーカーの流し込みペンを使うときと変わりませんが使う道具によって希釈をするかどうかが変わってきます。

エナメル塗料でのスミ入れのやり方は2つあります。

  • 自分好みの色の塗料を希釈する
  • 専用塗料を使う

エナメル塗料でのスミ入れが初めての方は、専用塗料でのスミ入れが楽ちんでおすすめ!

後々説明しますが、エナメル塗料に使う溶剤はプラスチックを弱くしてしまう性質があります。
最悪パーツが破損する場合もあるため、エナメル塗料でのスミ入れは全塗装したガンプラに行うことが前提です。

素組のガンプラにスミ入れしたい!という方はこちらの記事で紹介していますのでよければこちらをご覧ください!

目次

スミ入れのやり方は2種類

エナメル塗料でスミ入れするときには、すでにスミ入れ用に希釈された専用の塗料を使う場合と、普通の瓶入りのエナメル塗料を自分で希釈する場合と2種類あります。

以後普通の塗料の方は瓶入り塗料と呼ばせてもらいます。(専用塗料の方も瓶に入ってるんですけどね笑)
それぞれメリットデメリットはこんな感じです。

専用塗料
  • メリット
    ・常に適切な濃度の塗料でスミ入れができるため薄める手間もなく簡単!
    ・使う道具が少なくて楽ちん♪
  • デメリット
    ・スミ入れできる色は限られる
瓶入り塗料
  • メリット
    ・専用塗料にはない、自分の好みの色でスミ入れができる
  • デメリット
    ・適切な濃度の希釈を自分でやらないといけない
    ・道具が増えて片付けが面倒

それぞれの特徴をまとめると
簡単、楽ちん!でも色は限られる」のが専用塗料


道具も増えて面倒だけど自分好みの色でスミ入れできる!」のが瓶入り塗料の特徴です。

専用塗料で色が限られるとは言っても、ブラックやグレーなどの基本的な色はもちろんあるのでそこまで困ることはありません。

なので、基本的には専用塗料を使って、使いたい色がない!というときだ瓶入り塗料を選ぶと良いと思います。

僕は初めてスミ入れしたときは、専用塗料の存在を知らず、自分で希釈してやっていました。
ガンダマーカーよりもめんどくせえなあって思ってましたが、専用塗料の存在を知って使った時にはその手頃さに感動の嵐でした!

やり方別、スミ入れに必要な道具

では次にスミ入れに必要な道具をそれぞれのやり方別に紹介します。

専用塗料
  • 専用塗料
  • エナメル溶剤
  • 綿棒

専用塗料を使う場合はこの3つだけです!

スミ入れするための専用塗料に、はみ出したところを拭き取るための溶剤と綿棒だけです。

綿棒に溶剤をつけるときにスポイトがあると便利です。
一応なくても直接溶剤の瓶につける方法もなくはないです。

瓶入り塗料
  • エナメル塗料
  • エナメル溶剤
  • 調色皿
  • 調色スティック
  • スポイト
  • 綿棒

専用塗料と比べてかなり道具が増えました。
希釈する必要があるのでそのための道具と、実際にスミ入れするための筆が増えた感じです。

スミ入れのやり方!

では、ここから実際のスミ入れのやり方を解説していきます!

塗料を希釈する

こちらは瓶入り塗料を使う場合のみ必要な作業です。
調色皿で塗料と溶剤を混ぜて薄めていきましょう。

黒のパーツに赤色でスミ入れをしてみます。
赤色のスミ入れ塗料というのはないですが、そんな色でもスミ入れできるのが瓶入り塗料の最大のメリットですね。

濃度としては塗料が自然に流れていくぐらい薄くする必要があるので、普通に筆塗りで塗装するときよりもかなり薄めにします。
体感的には塗料1:溶剤5~7ぐらいですかね。

濃すぎると流れていかず、逆に薄すぎると発色がイマイチになります。
試してみながら、その都度溶剤、塗料を加えて適度な濃度に希釈しましょう。

よく使う色や、自分で調色した色などはスペアボトルに保存しておくとまた使いたいときに希釈の手間を省けます。

ラッカー系などと混ざらないように、しっかり表示はしておきましょう!

塗料を流し込む

塗料が希釈できたら塗料を流し込んでいきましょう!
筆はできる限り細い方がはみ出す塗料が少なく、拭きとりの作業が楽になります。

専用塗料は蓋を外すとその先が細い筆になっています。

そのままちょんちょんして流し込んでいきましょう。

楽チンですね!

はみだしたところを拭き取る

最後にはみだした塗料を拭きとりましょう。
溶剤を綿棒の先につけてサッと拭きとります。

ちなみに新品の綿棒なら溶剤のビンに直接漬けることも、できなくはないです。
が、綿棒の繊維が溶剤の中に入ってしまうかもしれないのでやはりスポイトで溶剤をしみこませるのがベストです。

完成!
写真だとわかりにくいですね・・・

スミ入れするときの注意!

エナメル塗料でスミ入れするときの注意として、エナメル溶剤はプラスチックを弱くしてしまう性質があります。
なので、素組のガンプラにもスミ入れできますが、最悪パキッと割れてしまうおそれもあります。

エナメル塗料でのスミ入れはラッカー系塗料などで全塗装したガンプラだけにしておきましょう。

素組のガンプラにはガンダムマーカーを使ってスミ入れするのがベストです!

まとめ

以上、エナメル塗料でのスミ入れのやり方でした!
楽チンな専用塗料と自分の好きな色で希釈してスミ入れする方法と2種類紹介しました!

自分にあったやり方でスミ入れをして、ガンプラをかっこよく仕上げてください!

↓全塗装後に専用塗料でスミ入れしたエアリアル

それではまた〜

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この記事を書いた人

じんべえのアバター じんべえ 超妥協モデラー

「羽は正義!」な平成ガンダム世代です。「めんどくさいことはやらない妥協モリモリ製作!」をモットーに、エアブラシ塗装メインでゆる~くガンプラ作ってます。めんどくさがりだけどグラデーション塗装はなぜか頑張れる。作ったガンプラから、使っているツール類やら僕がやってる程度のものですが製作テクニックなんかも紹介していきます。

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