
今回は、こんなお悩みを解決します!
- スミ入れに挑戦したいけど、どんなツールが必要?
- スミ入れツールがたくさんあってどれを買えばいいかわからない!
ガンプラのモールド(溝)や段差に塗料を流してガンプラの陰影を強調するスミ入れ。





一気にメカメカしくなってかっちょよくなりますし、手軽にできるのでパチ組からのランクアップの一歩として初心者さんにもおすすめです!
そんなスミ入れですが、道具も色の種類もたくさんあって、初めてだとどれを揃えれば良いのかわからないですよね。
ということで今回は、初心者さんでも気軽にスミ入れに挑戦できるよう、おすすめツールを3つほどご紹介させていただきます!
ガンプラにおすすめのスミ入れツールはガンダムマーカー!
ズバリ、初心者さんでも簡単にスミ入れができるおすすめツールは、ガンダムマーカーからこちらの3つです!
- スミ入れ用極細ペン(ブラック)
- 流し込みスミ入れペン(ブラック)
- 消しペン
ガンダムマーカーとは、簡単に言うとガンプラの塗装用に作られた油性ペンです。
塗装用とはいえ臭いも強くなく、使い方も普通のペンのようになぞるだけなので初心者さんでも安心して使えます!
この3本さえ揃えばスミ入れは一通り可能で、こちらのラーガンダムも実際にこの3本だけを使ってスミ入れしました。


スミ入れ用極細ペン


モールドをなぞってスミ入れしたり、ちょっとした塗装にも使えたりする極細の油性ペンです。
使い方は超簡単、スミ入れしたいところをなぞるだけ!
普通のペンのようにインクをのせるだけなので、難しいことは何もありません!




はみ出たところは後で紹介する消しペンで簡単に拭き取れるので失敗しても全然OK!
スミ入れだけでなくちょっとした部分塗装にも使えて、頭部バルカンの窪みなんかを塗るのにも使えます。


スミ入れの仕上がりはこの後紹介する流し込みペンの方が綺麗になりますが、誰でも簡単に使えるのがこの極細ペンの強みです!


スミ入れ用流し込みペン


スミ入れしたいところに筆先を当てて、インクを流し込みます。
インクが均一に綺麗に流れるので極細ペンよりも綺麗にスミ入れができるのが特徴です。
毛細管現象と呼ばれる現象を利用して、ちょんと筆先が触れるだけでインクがすーっとモールドに流れていきます。





このすーっと流れていくのが気持ちよくてけっこうクセになりますw
極細ペンと同様はみでたところは消しペンで拭き取れます。
インクを流し込むために筆先を何か所かに当てないといけないので、その分はみ出したところを修正する作業は極細ペンよりも多くなってしまいます。
こちらのシールド、上側が極細ペン、下側を流し込みペンでスミ入れしたのですが、はみ出ている量は圧倒的に流し込みペンの方が多いですね。


修正は若干めんどくさいですが、綺麗にスミ入れできるのがこの流し込みペンの強みです!


上側が極細ペン、下側が流し込みペンでスミ入れしましたが下側の方が綺麗にスミ入れできているように見えませんか??



写真だとわかりにくいですね・・・
若干ムラのある極細ペンに比べて、流し込みペンはムラなく一直線にスミ入れができます。


消しペン


3本目は、その名の通り消したいところを修正できる消しペンです。
これ一本あれば、どれだけスミ入れに失敗しても元通り!
例えばこちら、グエル先輩への愛が爆発してしまったラウダ君のシュバルゼッテですが


消しペンを使うだけで簡単に拭き取れちゃいます!


↑のように直接ペンを当てて修正することもできますが、液が出すぎてかなり滲んでしまうので綿棒の先にちょっとつけて使うのがおすすめです。




極細ペンと流し込みペンの使い分け
ここまで読んで、「極細ペンと流し込みペン、どっちか1本だけじゃスミ入れできないの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それぞれ得意苦手があってスミ入れする箇所に合わせて使い分けが必要になるので、できれば2本とも揃えたいところです。


- 得意なところ
・太目のモールド
・段の隅っこ - 苦手なところ
・ペンが入らない細いモールド
- 得意なところ
・細いモールド
・円形とかのなぞりにくいモールド - 苦手なところ
・太くて面積の大きいモールド
・段の隅っこ
モールド
太いモールドなら極細ペン、細いモールドなら流し込みペンといった使い分けをすると効率よく綺麗にスミ入れができます。
HGなどでちょくちょくあるのですが、モールドが細すぎて極細ペンだとペン先が入らず、モールドの外側をなぞるだけになって綺麗にスミ入れできないことがあります。




こういう細いモールドはペン先のとがっている流し込みペンが必須になります。




極細ペンでも、「外側をなぞった後に消しペンでインクを滲ませて無理やりモールドにインクを流し込む」という荒業でできなくもないですが、おとなしく流し込みペンでやるのが楽です。
逆にモールドの太さ、面積が多くなるほどインクを流し込む作業が大変になるので太目のモールドは極細ペンを使うと良いです。
段の隅っこ
スミ入れをするのはモールドだけではありません。
こういう凹んで段になっている部分(語彙力無くてすみません)にもスミ入れをすると凹凸の立体感がより強調されてカッコよくなります。


こういう段にはインクが流れこみにくいので極細ペンでしかスミ入れできません。
スジボリして溝を深くすれば流し込みペンでもスミ入れできますが、初心者さんにスジボリはハードルが高いので、流し込みペンが必須になります。
色は迷ったらブラック一色でOK


好みによって分かれるところなので一概には言えませんが、迷った場合はどの成型色にも無難にスミ入れできるブラック一色でOKです。
とはいえ、「ホワイトやイエローの成型色にブラックのスミ入れは少し強調しすぎなんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかと思いますので、その場合はグレーやブラウンを試してみてください!



個人的には影がハッキリするのが好きなので、僕はブラック一色でスミ入れしてます!
もちろん、好みによりますのでみなさんお好みのカラーでスミ入れしてもらえたらと思います!
何色か揃えられる余裕があれば、それぞれ試してお好みの色を見つけてみてください!
その他のスミ入れツール
参考までに、ガンダムマーカー以外のスミ入れツールも紹介しておきます。
シャーペン


ガンダムマーカーと同じく、モールドをなぞるだけで簡単にスミ入れができます。
極細ペンよりも細い0.3mmの芯なので、細かいモールドのスミ入れも可能です。
黒鉛なので色はけっこう薄めですね。


あまり影は強調せず、うっすら自然にスミ入れしたい方にオススメです!
修正も消しゴムでできるので、スミ入れペンよりもさらにお手軽にスミ入れできますよ!


タミヤ スミ入れ塗料(エナメル塗料)


スミ入れ専用の塗料で、流し込みペンタイプと同じく筆先をちょん、とつけて塗料を流し込みます。
ただ、こちらのスミ入れ塗料はエナメル塗料という種類の塗料で、初心者さんにはちょっとハードルの高いスミ入れツールでございます。
というのもエナメル塗料には
- プラスチックのパーツに直接スミ入れするとパーツが割れることがある
- ガンダムマーカーよりも臭いが強い
- ふき取りに専用の溶剤が必要
という特徴があるためです。
スミ入れ専用ということもあり、便利で綺麗に仕上がる優れものですが、基本的には塗装後のガンプラにスミ入れするためのツールとなっています。


興味のある方は、こちらの記事でエナメル塗料でのスミ入れのやり方をまとめてますのでよければこちらも読んでみてください。
まとめ:初めてのスミ入れにはガンダムマーカーがおすすめ!


以上、ガンプラのスミ入れおすすめツールでした!
極細ペン、流し込みペン、消しペンの3つの道具だけあれば、自由自在にスミ入れができます!






スミ入れは初心者の方でも簡単にできる、ガンプラのカッコ良さを爆上がりさせる方法です!


皆さんもぜひ、道具を揃えてスミ入れやってみてくださいね!
それでは、楽しいガンプラライフをお送りください!
さようなら~
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