今回は、こんなお悩み解決します!
- ガンプラをエアブラシで塗装するためにはどんな道具が必要なんだろう?
- 初期費用はどれぐらいかかる?
「エアブラシを導入してガンプラをかっこよく塗装したい!」と思っているそこのあなた!
今回は、エアブラシ導入に向けて少しでも背中を押せるよう、僕がエアブラシ塗装に使っている道具を全て紹介させていただきます!
最初にざっくり紹介するとこんな感じ!お金もかなりざっくりです!
- 絶対いる!(これがないと無理)
・ハンドピース:5,000円
・塗装ブース:20,000円
・コンプレッサー:25,000円
・塗料(10色ぐらい):2,000円
・溶剤:500円
・合計:52,500円 - 必須級!(なくてもできなくはないけどないとヤバい)
・調色スティック:300円
・スポイト:350円
・クリーナーボトル:2,000円
・持ち手50本セット:1200円
・塗装ベース4個入り:700円
・合計:4,550円 - あったら便利!(なくても塗装できるけどあると便利)
・エアブラシスタンド:1,000円
・塗料皿:400円
・スペアボトル(3本ぐらい):450円
・キムワイプ:700円
・合計:2,550円 - 全部の合計:59,600円
合計すると全部で約6万円と、エアブラシは初期投資が大きく、導入のハードルは正直かなり高いです。
ですが!
一度道具を揃えてさえしまえばあなたのガンプラを理想の色で、めちゃくちゃカッコ良く塗装することができるようになります!
グラデーション塗装で成型色では表現できない重厚感を出すのも良し、
ミキシングガンプラで、自分オリジナルの色で塗装するも良し!
エアブラシの塗装環境が整えば、あなたのガンプラライフの可能性は無限に広がること間違いなしです!
塗装するためにはこんな道具が必要なんだなあ、とエアブラシ導入の参考にしてみてください!
エアブラシ塗装に必要なもの~設備編~
必要なもの、まずは設備から紹介していきます。
ここが一番お金がかかるところですね。
ほとんどがエアブラシ塗装するための必需品になってきます。
ハンドピース
- 必要度:絶対いる!
- 値段:5,000円前後
まずはこちら、エアブラシといえば、で一番最初にイメージするであろうハンドピースです。
実際にパーツに塗料を吹き付けるための道具ですね。
僕が使っているのは0.3mm口径のダブルアクションと、0.5mmのトリガーアクションの2つです。
ハンドピースの細かい種類の説明などは割愛させてもらいますが、超簡単にまとめるとこんな感じ
- ダブルアクション
・細かいコントロールが得意で、グラデーションや迷彩塗装に向いてる
・でも指が結構疲れる - トリガーアクション
・細かいコントロールは苦手
・でも指がめちゃくちゃ楽!
・サーフェイサーとかのべた塗りに向いてる
グラデーション塗装など細かい塗装に挑戦しない限り、最初は0.3mmのトリガーアクションを一本買えば事足りると思います!
指が疲れにくいのでストレスフリーに塗装ができますよ!
僕はしばらくダブルアクション一本で塗装してたんですが、ボタンを押して引く、というのが結構負担になるんですよね…
2,3時間も塗装してたら手首が疲れてきて、ビリッ!と腕にしびれがきたりもします・・・
その点、トリガーアクションは銃のごとくトリガーを引くだけで塗料が出るので指がめちゃくちゃ楽です!
口径については、細かいところも大きいところもオールラウンドにこなせる0.3mmがおすすめです!
塗装ブース
- 必要度:絶対いる!
- 値段:30,000円前後
お次は塗料のミストを室外に排気してくれる塗装ブースです。
ベランダなどお外で塗装するなら塗装ブースは必要ないんですが、夏は暑いし冬は寒いしで大変です。
室内で塗装するためにも塗装ブースは必須になります!
僕が使っているのはこちら、タミヤのツインファンの塗装ブースです。
こちら、ファンが2つ設置されていて排気能力は文句無しです!
音も「フオーーーン」って感じで響く感じがなく静かです。
詳しくはこちらの記事でも紹介してますので、購入の参考によければご覧ください!
能力は落ちますが、シングルファンのちょっとお安いタイプのものもありますよ。
初期投資を抑えたい方にはこちらもおすすめです!
コンプレッサー
- 必要度:絶対いる!
- 値段:25,000円前後
ハンドピースにエアを供給するための機械です。
僕が使っているのはクレオスのL5という機種です。
ガンプラモデラーで使っている方も多いコンプレッサーかと思います。
レギュレーターがセットになったものもあるので、セットで買うのがお得でおすすめです!
コンプレッサーとハンドピースの間に設置して使います。
エアーの圧力を一定に保ってくれるのがメインの機能ですが、空気の水抜きもしてくれます!
夏場の湿度が高い日なんかは特に、空気中に水分が多くて、塗装していたら「ブシュッ」とエアブラシが水をふきだしてしまいます。
塗料がビシャッと吹き付けられて、せっかく綺麗に塗装した努力が水の泡となってしまいます・・・
そんな惨劇を防ぐためにも、空気中の水分を抜いてくれるのがレギュレーターです!
無くても塗装はできますが、綺麗に塗装するためには必須です!
ちょっと話がそれましたが、僕が使っているL5の特徴はこちら
- 音が静か
- 一日中使用できる連続稼働時間
コンプレッサーは稼働させると振動するのですが、この振動がものによってはけっこう響いてうるさいんですよね。
騒音は賃貸暮らしの方にとっては特に心配な面ですよね。
ですが、そんな賃貸暮らしの方でもL5なら安心!
スピーカーも大音量とかで流してるわけでもなく、普段よりちょっと音量を上げてるぐらいですよ!
また、連続稼働時間も長く一日中動作可能です!
ちょっとお高いですが、ストレスなく快適にエアブラシ塗装ができますよ!
L5について詳しくはこちらの記事でも紹介してますので、よければこちらもご覧ください!
エアブラシを始めたての頃は、初期投資を抑えるためにタミヤのコンパクトコンプレッサーを使っていました。
1万円を切る、超お手軽なコンプレッサーなんですが、その分機能面は劣ります。
振動が大きく騒音が大きいうえに、連続稼働時間も限られていて、1時間ぐらいが限界だった記憶です。
ちょくちょくコンプレッサー君の休憩を挟まないといけないのでもどかしさはありました!
機能の制限はありますが「エアブラシ塗装を続けられるか不安・・・」という方の最初の一台として、初期投資が抑えられるのでおすすめですよ!
エアブラシスタンド
- 必要度:あったら便利!
- 値段:1,000円前後
必須とまではいきませんが、あったら便利なのがエアブラシスタンド。
ハンドピースを立てかけるだけでなく、調色スティックや塗料皿なんかも収納できます。
お菓子の箱なんかを工作して自作してる人なんかもいるみたいですよ。
エアブラシ塗装に必要なもの~塗料編~
続いて塗料編になります。
設備が揃ったら、次は実際に塗る塗料や薄めるための溶剤、塗料を攪拌するスティックなどが必要になります。
塗料
- 必要度:絶対いる!
- 値段:1瓶200円前後
塗料はいくつか種類がありますが、僕はラッカー系の塗料をつかっています。
各メーカーから様々な塗料が出ていますが、主にミスターカラーの塗料を使っております。
ガイアカラーやフィニッシャーズの塗料なんかも一部使ってますね。
どのメーカーの塗料を使うかは、完全に好みの問題なのでお好きなメーカーの塗料を買いましょう!
塗料の種類についてはこちらの記事で紹介しております。
溶剤
- 必要度:絶対いる!
- 値段:250ml入りで500円前後
続いて塗料を薄める溶剤です。
塗料はそのままの濃度だとドロドロしていて、ハンドピースの先で詰まってしまいます。
エアブラシで吹くためには塗料を溶剤で適切な濃度に薄める必要があります。
また、溶剤は塗料を薄めるだけでなく、エアブラシや塗料皿の洗浄などにも使用します。
洗浄力が超強力な、洗浄専用のツールクリーナーというものもあります。
洗浄の手間は各段に楽になりますが、塗装ブースを使っていても鼻にツーンと来ることがあるぐらい強力な臭いです。
普通の溶剤でも洗浄は十分にできますが、「少々臭くても、掃除の手間を少なくしたい!」という方はぜひ使ってみてください!
薄め液としては使えません!
調色スティック
- 必要度:必須級!
- 値段:2本セットで300円前後
塗料と溶剤が揃ったら、お次は塗料を混ぜたり、調色皿に移すために使う調色スティックです。
他のもので代用できなくもないですが、高いものでもないので揃えておくと良いですよ。
僕は初めての塗装の時は耳かきで代用してましたw
塗料皿
- 必要度:あったら便利!
- 値段:10枚セットで400円前後
塗料を混ぜ混ぜするのにいったん塗料をのせるお皿です。
使った後に洗うのが面倒なので、使い捨ての紙コップやアルミホイルやらを使う方も多いみたいですね。
スポイト
- 必要度:必須級!
- 値段:6本セットで400円前後
溶剤を吸い上げるて、適量垂らすのに使用します。
塗料を薄めるには細かな量の調整が必要です。
溶剤のボトルから直接ボトボトたらしてたら、適切な濃度にするだけで日が暮れてしまいます・・・
ちょっとずつ溶剤を垂らすために、スポイトは必須です!
もちろん、カップの洗浄にも使えますよ!
クリーナーボトル
- 必要度:必須級!
- 値段:2,000円前後
続いて、塗装で使用した溶剤を処理するために使うクリーナーボトルです。
自作してる方もいるみたいですが、溶剤をきちんと処理するためには必須のツールです!
洗浄で使用した溶剤は間違っても排水溝に流したらダメですよ!!!!!
クリーナーボトルにハンドピースをセットして吹くことで、うがいで使用した溶剤の廃液を吹き出すことができます。
僕はクリーナーボトルのなかにティッシュやら新聞紙をつめて使っています。
塗装が終わったらベランダに置いて、クリーナーボトルの中の溶剤を揮発させています。
塗料皿の掃除に使った廃液なんかもクリーナーボトルのふたを一回開けて、そのまま捨てております。
スペアボトル
- 必要度:あったら便利!
- 値段:150円前後
エアブラシの塗装って塗りたい色を変える度に毎回その塗料を希釈しないといけなくてめっっっちゃくちゃ面倒なんです。
で、そのめんどくさい作業を快適にしてくれるのがこのスペアボトル。
まあ、ただの空の瓶なんですけどね。
使い方は簡単、よく使う塗料をスペアボトルである程度の量まとめて薄めておくだけ!
あとはその瓶からそのまま薄めた塗料をエアブラシのカップに注げば塗装ができます!
僕はほぼ毎回使う黒サフやホワイト、つや消しクリアーなんかをスペアボトルで保存してます。
塗料皿を掃除する手間もなくなるのでめちゃくちゃ便利。
調色した塗料を保管しておくのにも使えるので、買って損はないツールです!
キムワイプ
- 必要度:あったら便利!
- 値段:Mサイズで700円前後
塗料皿やカップの中身を拭くのに最近導入したんですが、とっても便利です!
以前は小学生の頃に絵の具で使ってた雑巾を使ってたんですが、比べ物にならないぐらい便利ですw
ハンドピースの掃除をする前に、カップについた塗料を拭いておくと少ない回数のうがいで綺麗にできてとっても便利です!
エアブラシ塗装に必要なもの~パーツの持ち手編~
最後に、塗装するパーツの持ち手や持ち手を刺すためのベースです!
これがないとパーツ持ったり乾かしたりするのがすごく不便です!
持ち手(クリップ)
- 必要度:必須級!
- 値段:50本セットで1,000円前後
細かいガンプラのパーツをそのまま手で持って塗装するわけにもいかないですよね。
パーツを掴んで塗装しやすくするためにも、先にクリップのついた持ち手が必要になります。
完成品も売っていますが、クリップ単体と竹串を使って自作することもできます。
僕も50本ぐらいは自作してました。
コストを抑えるために自作するもよし、市販品を買って手間暇をお金で買うもよしです!
塗装ベース
- 必要度:必須級!
- 値段:1,000円前後
名前は大層ですが、要は持ち手を立てるためのベースです。
段ボールを切って横にして貼り合わせたんでも代用できます。
大きいやつと、小さいやつとが売ってあるんですが、僕は小さいやつを使っています。
小さいやつだと収納が便利なんですよね。
使わない時は、いつもガンプラの空き箱に持ち手棒と一緒に収納しています。
この小さいやつが8個あれば、大体のHGの塗装では全パーツ立てられますよ。
まとめ
以上、ガンプラのエアブラシ塗装で必要な道具でした!
- 絶対いる!(これがないと無理)
・ハンドピース:5,000円
・塗装ブース:20,000円
・コンプレッサー:25,000円
・塗料(10色ぐらい):2,000円
・溶剤:500円
・合計:52,500円 - 必須級!(なくてもできなくはないけどないとヤバい)
・調色スティック:300円
・スポイト:350円
・クリーナーボトル:2,000円
・持ち手50本セット:1200円
・塗装ベース4個入り:700円
・合計:4,550円 - あったら便利!(なくても塗装できるけどあると便利)
・エアブラシスタンド:1,000円
・塗料皿:400円
・スペアボトル(3本ぐらい):450円
・キムワイプ:700円
・合計:2,550円 - 全部の合計:59,600円
初期投資は確かに高いですが、それに見合うだけのガンプラの塗装ができるのがエアブラシです!
一度揃えてしまえば、追加でお金がかかるのは塗料や溶剤ぐらいです。
ぜひ、エアブラシの塗装環境を揃えてあなたのガンプラを最高にかっこよく塗装してみてください!!
エアブラシの実際の塗装のやり方はこちらの記事で紹介してますので、ぜひ道具を揃えてまた見てみてください!
それでは、楽しいガンプラライフをお送りください!
さようなら~
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