みなさんこんにちは。
初めての塗装はガンダムマーカーだったじんべえです。
- ガンプラの塗装に挑戦してみたいけど、どうやってやったらいいの?
- 初心者でも手軽にできる塗装方法が知りたい!
説明書通りにガンプラを組み立てる、いわゆるぱち組からのレベルアップとして挑戦してみたい塗装。
塗装をすることでガンプラの完成度がぐっと上がってはちゃめちゃにかっこよくなります!
ですが、塗装と一言にいっても筆塗だったりスプレーだったりエアブラシだったりで、何から始めたらいいのかわからないですよね。
僕も、右も左もわからない状態での初めての塗装は、何から挑戦したらいいのか頭を悩ませていました・・・
ということで今回は、なんやかんやで塗装を始めて9年ぐらい経つ僕(でも腕はそこまでです!)が、ガンプラの塗装方法についてそれぞれの特徴を紹介します!
みなさんもぜひ、ガンプラを塗装してかっちょよく仕上げましょう!
塗装のやり方は4種類!初心者おすすめはガンダムマーカー
まずはじめに、一言に塗装といっても大きく分けて4種類のやり方があるんだよーというところを紹介させていただきます。
で、その4種類というのがざっくりこちら!
- ガンダムマーカー
- 調色はできないが超手軽に塗装できる
- 筆塗り
- 塗るのは難しいが、調色もでき塗装に手軽に挑戦できる
- スプレー缶
- メンテナンス不要で、広い面積をムラなく手軽に塗れる
- エアブラシ
- 調色、細かいコントロールができて綺麗に仕上がる
- 塗装環境の初期投資と使用後のメンテナンスが必要
特徴を表にまとめるとこんな感じになります!
塗り方 | ガンダムマーカー | 筆塗り | スプレー缶 | エアブラシ |
お手軽度 | ||||
塗装の難しさ | 塗料の希釈が必要 | 塗料の希釈が必要 | ||
塗装の出来栄え | 塗ムラでやすい | 塗ムラでやすい | 塗ムラ出にくい | 綺麗に仕上がる |
初期投資額 | 1,000円~ | 3,000円~ | 5,000円~ | 5,0000円~ |
詳しい解説はこのあとさせてもらいますが、
塗装初心者さんの第一歩にはガンダムマーカーがおすすめです!
以前、塗装入門には筆塗の部分塗装がおすすめだよ!という記事も書かせてもらったんですが、本当に最初の第一歩にはガンダムマーカーがおすすめです!
というのも、使う道具はガンダムマーカー数本だけ、塗り方もペンでぬりぬりするだけと超お手軽に塗装ができちゃうからです!
もちろん、筆塗りやエアブラシと比べると塗装の出来栄えは見劣りしてしまいますが、塗装に踏み込む第一歩には最適です!
では、そんなガンダムマーカーを含めそれぞれの塗装方法の特徴についてご紹介していきます。
塗装方法その①:ガンダムマーカー
最初の一歩にぴったり、超お手軽塗装アイテム!!
- お手軽度:★★★★★
- 塗装難易度:★☆☆☆☆
- 塗装の出来栄え:★★☆☆☆
- 初期投資額:1,000円~
- メリット
- ペンで塗るだけ、超お手軽に塗装ができる!
- 臭いが弱く、安全に使える
- デメリット
- 調色して自分好みの色を作ることはできない
- 広い面積の塗装は塗りムラがでやすい
まずは、塗装初心者の味方、ガンダムマーカーです!
ガンダムマーカーとは、クレオスから出ているアルコール系の塗料で、普通のペンと同じように使えて初心者さんでも簡単に塗装することができます!
ガンダムマーカーの特徴は、ペンで塗り塗りするだけで塗装ができる、お手軽さと難易度の低さです!
塗りムラが出やすいのでガンプラ全体を塗装するいわゆる全塗装は難しいですが、パーツの一部を塗装する部分塗装は十分可能です!
全塗装
ガンプラのパーツ全てを塗装することを全塗装といいます。
作業時間はかなりかかりますが、パーツのプラスチック感が無くなってガンプラの完成度がめちゃくちゃ上がります!
部分塗装
バーニアやツインアイ、シールでの色分けになっている箇所などパーツの一部だけを塗装する方法を部分塗装といいます。
お手軽にガンプラの完成度を上げることができるので、初心者におすすめの塗装方法になります!
ガンダムマーカーで、バーニアをシルバーに部分塗装したり、ビームライフルのセンサー部分を塗ったりするだけでも、情報量が増えてかっこよくなりますよ!
どうしても、筆塗りやエアブラシと比べると出来栄えは見劣りしてしまいますが、ぱち組からのステップアップには超お手軽でもってこいです!
ちなみに、塗装に失敗しても消しペンというものを使えば簡単に修正できるので、失敗を恐れずじゃんじゃん塗装しちゃいましょう!
イメージする塗装とはちょっと違うかもしれませんが、ガンダムマーカーのスミ入れペンというのを使ってスミ入れするだけでも、印象がガラッと変わってかっこよくなりますよ!
必要な道具
- ガンダムマーカー:セットで1,300円ぐらい
- 修正ペン:250円ぐらい
ガンダムマーカーの塗装で必要な道具はガンダムマーカーだけ!
自分が塗りたい色のガンダムマーカーを買うだけでOKです!
よく使う色はセットで売られてますし、もちろんバラで購入することもできますよ!
あと修正できるように消しペンさえ買っておけば、他に必要な道具は一切ありません!
必要な道具の少なさがガンダムマーカーでの塗装のお手軽さのゆえんでございます!
塗装方法その②:筆塗り
塗料の基本を知る!調色で好きな色を作れるようにもなるよ!
- お手軽度:★★★★☆
- 塗装難易度:★★★★★
- 塗装の出来栄え:★★★☆☆(腕前によりけり)
- 初期投資額:3,000円~
- メリット
- 道具は増えるがエアブラシと比較してお手軽に塗装できる
- 調色して自分の好きな色で塗装ができる
- エアブラシやスプレー缶では塗り分けできない細かい部分の塗装ができる
- デメリット
- 塗りムラが出やすく、均一に綺麗に塗装するのは難しい
続いては筆塗りの部分塗装です!
ガンダムマーカーと違って、瓶に入った塗料を使って塗装します。
その分手間が増えて道具も揃える必要がありますが、塗装してる感は一気に出ますし、ガンダムマーカーではできなかった塗料の調色もできるようになります!
塗料もいろいろなメーカーから何百色と出ていて、より細かな色の表現ができるようになります!
もちろん、筆塗りでも綺麗に全塗装されてるモデラーさん達もたくさんいらっしゃいます!
雑な性格の僕にはできないことなので尊敬します・・・
筆塗りで調色や塗料の希釈など、塗装の基本を知っておくとエアブラシ塗装にもスムーズに入っていけますよ!
筆塗りのやり方は、こちらの記事で詳しく解説しております!
あとは、エアブラシで塗れないような超細かいところも筆塗りの活躍ポイントです!
エアブラシ塗装をするようになった今でも、ツインアイや頭部バルカンみたいな細かいところは筆塗りで塗装してます!
必要な道具
筆塗りで必要な道具は、ざっとこちらになります
- 絶対いるもの!(これがないと無理)
- 筆:700円
- 塗料(5色ぐらい):1,000円
- 薄め液:500円
- スポイト:350円
- 必須級のもの!(なくてもできなくはないけど買っときたい)
- 塗料皿:400円
- 調色スティック:300円
- 持ち手棒 & 塗装ベース:2,000円
- あったら便利なもの!
- 作業マット:1,000円
- キムワイプ:700円
- 全部の合計:6,950円
モノや数で変わってくるので、値段はあくまで参考程度に思っておいてください!
全部合わせると約7,000円とそこそこのお値段になってしまいますが、最初から全部揃えようとせず、最初は最低限必要なものだけ買って徐々に道具を増やしていくのもアリですよ!
筆塗りに必要な道具について、詳しくはこちらの記事でも紹介しております。
塗装方法その③:スプレー缶
機材の初期投資、メンテナンス無しで手早く広い範囲を塗装できる!
- お手軽度:★★★☆☆
- 塗装難易度:★★★☆☆
- 塗装の出来栄え:★★★★☆
- 初期投資額:5,000円~
- メリット
- 高価な機材の準備や後片付けが不要でお手軽!
- 広い面積を塗装してもムラが出にくい!
- デメリット
- ガンダムマーカーと同じく調色はできない
- 細吹きやグラデーション塗装など細かい塗装はできない
広い面積をサッとお手軽に塗装できるのがスプレー缶の特徴です。
ベランダとかで段ボールを用意して塗料のミストが飛散しないように気をつければ、塗装ブースがなくても塗装することができるのでエアブラシと比べて断然初期投資は少なく済みます。
また、トップコートというパーツの光沢を整える透明な塗料を塗装することもできて、僕はスプレー缶での全塗装はやったことないんですが、トップコートでの簡単フィニッシュはよくやってました。
トップコートの塗装方法に限定してますが、塗装のやり方の基本は同じなので、スプレー缶塗装に興味がある方はこちらの記事もご覧ください!
必要な道具
- スプレー缶(5色ぐらい):3,000円ぐらい
- 持ち手棒&塗装ベース:2,000円ぐらい
基本的には塗装したい色のスプレー缶だけでいいんですが、分解したパーツを持ちやすくするための持ち手棒も必要になります。
完成品も売っていますが、クリップ単体と竹串を使って自作することもできますよ!
塗装が終わった後に、乾燥させるために持ち手棒を差す塗装ベースもセットで必要になります。
塗装方法その④:エアブラシ!
メタリック塗装もグラデーション塗装も、綺麗に塗装ができる!
- お手軽度:★☆☆☆☆
- 塗装難易度:★★★★☆
- 塗装の出来栄え:★★★★★
- 初期投資額:約6万円
- メリット
- ムラが出にくく綺麗に塗装できる
- 手先のコントロール次第で、広い面積から細かい細吹きまで可能!
- 塗料の種類が豊富で自分で調色した色で塗装ができる
- デメリット
- 機材をそろえるのに高額な初期投資が必要
- 塗料の入れ替え時の清掃が面倒
最後に紹介するのは全塗装を目指す塗装初心者さん憧れの存在、エアブラシです!
お掃除がめんどくさかったり初期投資にお金がかかったりと、デメリットも多々ありますが、エアブラシで塗装ができるようになればガンプラの可能性が無限に広がります!
僕も、ガンプラの全塗装はエアブラシでやっています。
スプレー缶との違いは何といっても細かな表現ができるところですね。
僕はよくグラデーション塗装をしているんですが、これは吹き出す塗料を細かに調整できるエアブラシだからこそできることで、スプレー缶にはできない塗装方法になります。
どうですか?
このグラデーション塗装、重厚感が増してめちゃくちゃかっこよくないですか!?(自画自賛)
装甲のパーツだけでなく、ビームサーベルや光の翼などのビームエフェクトなんかもグラデーション塗装をすることでよりかっこよくなります!
いきなり全塗装で!となるとかなりのボリュームなので最初は部分塗装だけ挑戦してみる!とかでも全然OKです。
むしろ、最初からいきなり全塗装に挑戦するよりは、ある程度練習を積んでから全塗装本番に挑んだ方が、失敗もないと思います。
エアブラシの基本的な使い方はこちらの記事でまとめてますので、まずは練習してみましょう!
僕がエアブラシで作ってきたガンプラたちはこちらにまとめてますので、よければこのへんも参考にしてみてください!
必要な道具
エアブラシの塗装をするのに必要な道具は、ざっとこちらになります!
- 絶対いる!(これがないと無理)
・ハンドピース:5,000円
・塗装ブース:20,000円
・コンプレッサー:25,000円
・塗料(10色ぐらい):2,000円
・溶剤:500円
・合計:52,500円 - 必須級!(なくてもできなくはないけどないとヤバい)
・調色スティック:300円
・スポイト:350円
・クリーナーボトル:2,000円
・持ち手50本セット:1200円
・塗装ベース4個入り:700円
・合計:4,550円 - あったら便利!(なくても塗装できるけどあると便利)
・エアブラシスタンド:1,000円
・塗料皿:400円
・スペアボトル(3本ぐらい):450円
・キムワイプ:700円
・合計:2,550円 - 全部の合計:59,600円
いやー、お金かかりますねえ。
僕がエアブラシ塗装を始めたのは学生の頃で、頑張ってバイトして貯めたお金でエアブラシ機材を揃えた記憶があります。
初期投資はかなりのものですが、一度道具を揃えてさえしまえばあなたのガンプラを理想の色で、めちゃくちゃカッコ良く塗装することができるようになりますよ!
まとめ
塗り方 | ガンダムマーカー | 筆塗り | スプレー缶 | エアブラシ |
お手軽度 | ||||
塗装の難しさ | 塗料の希釈が必要 | 塗料の希釈が必要 | ||
塗装の出来栄え | 塗ムラでやすい | 塗ムラでやすい | 塗ムラ出にくい | 綺麗に仕上がる |
初期投資額 | 1,000円~ | 3,000円~ | 5,000円~ | 5,0000円~ |
以上、ガンプラ塗装の種類とそれぞれの特徴でした!
ガンプラの塗装について、なんとなくイメージは掴めてもらえましたでしょうか?
最初からエアブラシに!と無理はせず、みなさんそれぞれ挑戦しやすい方法から試してもらえたらと思います!
それでは、楽しいガンプラライフをお送りください!
さようなら~
コメント